箱のプログラミング日記。

えんじにあ奮闘記

【TECH CAMP転職】600時間を無駄にしない過ごし方〜未経験からエンジニア〜

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こんにちは。TECH::EXPERT(現TECH CAMP)卒業生の箱と申します。

現在は渋谷の自社開発ベンチャーでWEBエンジニアとして働いています。

私は2019年9月に今の会社にエンジニアとして入社しましたが、それまではエンジニアとしては未経験で、テックエキスパート(※当時)の短期集中コースに通ってプログラミングの勉強をしていました。

今回の記事は、自分が在籍していた頃の反省や後悔を踏まえて、ただ淡々とカリキュラムをこなすだけではなく、「これをやっとくと就職に有利だと思うよ!」「こうすると効率的に勉強ができるよ!」というのをいくつか挙げたものです。

現役生向けの記事ではありますが、もしこれを読んでいる方の中でTECH CAMPの受講を考えている人がいたら、カリキュラムや教室の雰囲気を実際にイメージする手助けにもなるかと思います。

カリキュラムの基本的な内容についてはこの記事では触れていないので、概要を知りたい方は公式サイトをご覧ください。

TECH CAMP

では、早速本題に入ります

1.ブログを書こう

これはツイッターでも再三言っているのですが、ブログなりQuiitaなりで勉強したことをアウトプットして下さい。

私が事細かに書かなくても、アウトプットの重要性は既に自明のことだと思うので深く言及しませんが、 とにかくこちらのツイートの通りです。

ブログを作って1~2記事は書いたけどそれ以降更新が止まっている人は、今日からまた書き始めて下さい。

続かない人におすすめなのが「何食わぬ顔をすること」です。

更新を止めてしまうのはきっと、一度決めた自分の更新頻度を守れなかったことによる後ろめたさがあるからだと思います。

ポイントは「何食わぬ顔」です。3日空いちゃっても5日空いちゃっても、10日空いちゃってもいいからまた投稿するべきです。

「毎日やったかどうか」を気にしているのは多分自分だけです。周りの人は日付や更新頻度まで見ていません。

就活の時点でアウトプットしてきた軌跡が溜まっていることが重要だと思います。

2.毎日ドリルを解く

毎朝のドリルはものすごく貴重です。

短期コースの場合基本的に毎日朝礼に出席しろと言われていると思いますが、もし寝坊して遅刻してしまっても、用事があって休んでしまっても、その日の分のドリルはできるだけ早くやるようにして下さい。溜めない。

なぜかというと、ドリルで出てくるアルゴリズムやAPI問題がものすごく就活で活きるからです。

就活に入ると、面接の課題としてアルゴリズムを解く機会がよくあるのですが、Rubyの解説つきのアルゴリズム問題だけを集めた問題集ってなかなか手に入りません

書籍とかPaizaとか色々探しましたが、私は見つけられませんでした。

そこで私は「ドリルをもう一周やれば良いじゃん!」と気づいてチーム開発が終わってからやり始めたのですが、なんせやってない回の多いこと多いこと。

毎日コツコツやっていたらどれだけ楽だったか...とその時後悔しました。

毎日ちゃんとドリルを解いていたら確実に力がついて行きます。たったの15分

どうしてもその日中にできなかったら、次の日に2日分一気にやるでも良いです。溜めずにやることが大事です。

3.先輩の課題発表会は必ず見学する

(※2020/1/17追記)

2週間ごとに先輩たちの課題発表会がありますよね。基礎然り、応用然り、チーム開発然り。これは必ず見学した方が良いです。

なぜかというと、これから自分が作るもののイメージができることで、いざ自分が作る側の立場になった時にスムーズに取りかかることができるからです。

発表会の中で特段技術の話を聞けなくても、「こういう風に発表し合うんだな」「こういう作品を作ると周りの人からの反応が良いんだな」という雰囲気を感じ取る事ができます。(これが大事)

自分がどういう個人アプリを作るかというアイディアが浮かんだりもします。先輩が挑戦していた言語やフレームワークの話を聞いて、自分もちょっと興味が湧いて来たりもします。多分、ほとんどの人がモチベーションアップに繋がると思います。

ついカリキュラムの進捗が悪かったりすると、少しの時間ももったいないと思ってしまったり、熱中しすぎて気づいたら発表会が終わっていたり、、なんてこともあると思いますが、最初のたった10分〜15分で良いので、休憩がてら見学しに行ってください。

4.気の合うメンターや先輩を見つける

これができると楽になります。

教室にいるメンターさん、ライフコーチ、誰でも良いのでおしゃべりしていて楽しいな〜と思える人を見つけて下さい。

仲良くなると、ふとした休憩時間とかにおしゃべりする中で有益な情報を教えてくれたりします。

何か困りごとがあったり、学習についていけなくて気持ちがキツイな...みたいに感じたりした時は、遠慮せずライフコーチに連絡して下さい。

受け身でいるとあまり気づいてくれないことも多いので、できるだけ自分の方からコンタクトを取りに行くようにしてください。

また、自分より前の期の先輩と仲良くなるのも良いと思います。先輩は当然カリキュラムが自分より進んでいる人が多いので、分からないことを気軽に聞ける相手がいるのはプラスになります。

せっかく教室型のスクールに通っているので、使えるものは全て使うのが最も賢いやり方だと思います。 独学ではできないこと・オンラインスクールではできないことをどんどんやっていきましょう。

5.カリキュラム外の勉強もする

また学習の話に戻ってしまいますが、できればドットインストールやProgateでも学習して下さい。

「カリキュラム外の勉強をする」というのは自分の負担を増やすように見えて、実は「カリキュラムで理解仕切れないところをより初学者向けのツールで補強する」というイメージに近いです。

テックエキスパートのカリキュラムは、まっさらな初学者には少し難しいんじゃないかなと思います。実際私もすごく難しく感じました。

また、どんなに優秀な人が作った教材でも、少なからずその人の主観が入ると思います。むやみやたらと色々な教材に手を出しまくるのが良いというわけではないですが、同じ内容を違った方面から解説してくれている教材に触れる方が理解が進みやすいんじゃないかなと個人的には思います。

私は行き帰りの電車でよくドットインストールの動画を見ていました。Progateに関しても、携帯のアプリ版をたまに使って初歩的な知識の肉付けを行なっていました。

ドットインストールとProgate、両方有料課金しても月たった2000円です。スクールの授業料が払える皆さんなら、それくらい安いはず。w

とはいえこれに関しては、最近カリキュラムが変わりつつあるという噂を聞いたことや、事前学習ができなくなったことから、必ずしも私がいた頃(〜2019年7月)の環境とマッチするわけではないと思いますので、くれぐれも無理をせずできる範囲内でやるといいのかなと思います。

まとめると

  • ブログ等でのアウトプット
  • 毎日のドリルを溜めずにやる
  • 先輩の課題発表会は必ず見学する
  • 仲良くなれるスタッフ・先輩を見つける
  • カリキュラム外の勉強もする

だいたいこんな感じです。

まとめると、スクールが提供してくれたものを指示通りやりながら、さらに自分が精神的・技術的に楽をできるように工夫して動くというのが大事になってくるかと思います。

ものすごく難しそうに聞こえてしまったかもしれませんが、上にあげたいくつかのことをちょっと意識してやってみるだけです。

そして、全てに共通しているのは今からでも遅くないということです。

この記事を読んでいる人の中には、もうすでにスクールの勉強期間も終盤だから遅いよ、無意味だよ〜と思ってしまう方もいるかもしれませんが、今からでも全く遅くありません。というか、すでに卒業していたり、就職が決まっていたりしても別に遅くありません。

特に一つ目の「ブログ(もしくはQuiita)を書く」は必ずやった方が良いです。 あとの項目は自分ができそうなものだけ取り組めば良いかな〜程度ですが、アウトプットだけは必ず目に見える形で残していくべきかなと思います。

最後に

今回の記事は「短期集中・転職コース」の方のスケジュール感に沿った書き方をしてきましたが、夜間コースやフリーランスコースの方でもだいたいやるべきことは一緒かなと思いますし、もっと言うと違うスクールの方や、スクールに通っていない方でも真似できるところはあるかなと思いますので、ぜひ試してみてください。

何度も言いますが、今からでも遅くないです。(しつこい)

また、入社から2ヶ月経った所感をnoteに書いています。転職活動の先の入社後のことをイメージするのに良いかと思いますので、ぜひ一度読んでみてください。

TECH CAMPの受講をお考えの方は、まず申し込みの前に無料カウンセリングへ参加することをお勧めします。

実際のカリキュラム内容や教室の雰囲気を感じ取ることができるので、ぜひ一度スタッフの話を聞きに行ってみてください。

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